頭痛薬いったいどれを買えばいい?選び方やおすすめの市販薬!

2018.02.07

どれを買えばいい?市販でおすすめの頭痛薬

頭が痛いけど、病院で薬を処方して貰いたいけれども休んでる暇がない…そんなときに頼りになるのが頭痛薬。

薬局に行くとたくさんの商品が並んでいます。

いったいどれを選べばいいのか、迷ってしまいますよね。

頭痛薬はその成分によって効き方や副作用が異なります。

薬の成分や種類についての知識があれば、自分に合った頭痛薬が選びやすくなりますよ!

この記事では頭痛薬の基本や、市販薬の選びかたについてみていきます。

頭痛薬の仕組みを正しく解説

頭痛で苦しむ女性

まずはなぜ頭痛になるかを理解しましょう。

頭痛発生のメカニズム

ケガや細菌、ウイルスの侵入などで体の細胞がダメージを受けると、細胞からは「アラキドン酸」という物質が放出されます。

アラキドン酸自体は悪さをしませんが、これに「COX」という酵素がはたらくと「プロスタグランジン」という物質がつくられます。

このプロスタグランジンには痛みを感じさせたり血管を拡張し血流を増やす効果があるため、頭痛や発熱といった症状が体に現れることになるのです。

頭痛薬はCOXを阻害する

頭痛薬や鎮痛剤、解熱剤に含まれている成分はCOXのはたらきを阻害することができます。

アラキドン酸からプロスタグランジン類がつくられる過程を止めることで、痛みが緩和されるのです。

頭痛薬の種類と成分とは

NSAIDsのイラスト

大きく分けて2種類

現在日本で市販され、入手しやすい頭痛薬はその成分から大きく2つの種類に分けることができます。「NSAIDs」と「アセトアミノフェン」です。

それぞれに長所と短所があるので、病状に合わせて適切な薬を選ぶ必要があります。

NSAIDs

NSAIDsは日本語で非ステロイド性抗炎症剤といい、名前の通り「ステロイドではないもので、抗炎症作用がある」成分の総称です。

鎮痛効果が強く、効き目も早いのが特徴です。
NSAIDsに分類される成分には、アスピリンやイブプロフェン、エテンザミド、ロキソプロフェンなどがあります。

その強い効き目の反面、副作用もあります。

胃腸の調子が悪くなったり、肝臓や腎臓に障害が出る可能性もあるので、使い過ぎには要注意です。

また、重大な副作用が出る恐れがあるので、インフルエンザの高熱には使用厳禁です。

アセトアミノフェン

アセトアミノフェンは、解熱鎮痛作用をもった物質です。

こちらもステロイドではありません。

またCOXを阻害する作用はありますが、非常に弱く抗炎症作用をもっていないので、NSAIDsとは別に考えられています。

作用機序ははっきりと解明されていません。

インフルエンザにかかっている時も使用可能なので、お子さんにもおすすめです。

副作用はNSAIDsにくらべると少ないですが、大量使用では肝臓に障害がでる可能性がありますので、効き目が弱い場合でも多めに飲むのはやめましょう。

市販の頭痛薬には複数の成分が入っている

一般的にドラッグストアなどで買える薬には、NSAIDsやアセトアミノフェンのような痛みを止める成分のほかに、胃腸をまもるための制酸剤や、痛みを感じにくくさせる効果のある鎮静剤が入っていることがあります。

購入するときは、どんな成分が入っているか、自分にはどの成分が必要かを考えながら選びましょう。

分からなければお店にいる薬剤師の先生などに相談してみるのもいいかもしれませんね!

市販の頭痛薬の選び方!

積み木を選ぶ写真

強い痛みをすぐにとりたい!
NSAIDs系の成分が入っている薬がお勧めです。

イブプロフェンの入っているイブAや、アスピリンの入っているバファリンAなど、製品によって異なる鎮痛成分が使われています。

また、NSAIDsとアセトアミノフェンの両方を使っている薬も少なくありません。
たとえば、セデス・ハイにはNSAIDsであるイソプロピルアンチピリンとアセトアミノフェンが両方配合されています。

眠くなりにくい薬がいい!
痛みを和らげるために入れられている鎮静剤には、眠気を誘う作用もあります。ブロムワレリル尿素や、アリルイソプロピルアセチル尿素といった鎮静成分が含まれていないものを選ぶのがお勧めです。

ロキソニンSやバファリンAには眠くなるような鎮静剤が入っていません。

空腹時に使用したい
NSAIDs系の薬は空腹時に飲むと胃腸に負担がかかりますが、アセトアミノフェンを主成分としたものであれば、空腹時の使用が可能です。

タイレノールは鎮痛成分にアセトアミノフェンのみを使用していますので食前でも使用することができます。

子どもに飲ませたい
子ども用の薬が販売されています。

内容を見ると、痛み止めの成分はアセトアミノフェンであることがほとんどです。

副作用の心配が低いことや、効き目な穏やかなことから選ばれているのです。

小児用バファリンや、小中学生も飲めるバファリンルナなどがあります。

薬の使い過ぎには要注意!

大量の薬物

頭と体は切り離せません。日常生活を送るためにどうしても頭痛薬が手放せないという方もいらっしゃるでしょう。

適切な頭痛薬の使用はより良い生活のために必要ですが、過剰な使用は体によくありません。なんと、「頭痛薬の連続使用が原因の頭痛」が存在します。それが薬物乱用頭痛です。

薬物乱用頭痛とは?

薬の使い過ぎで引き起こされます。国際頭痛分類によると、単一成分の薬は月に15日以上、その他のものは10日以上の使用が3ヶ月以上続いた時点で「薬剤の使用過多」とみなされます。

薬を飲み続けている間は飲む前よりも頭痛を感じることが多くなり、また薬を飲むという悪循環に陥ってしまいますので十分に注意しましょう。
乱用している薬の摂取をやめて少しすると、頭痛が治まります。

頭痛薬の使用は適切に

薬に依存しすぎることのないよう、生活習慣を見直す努力も大切です。
頭痛が起きたら適度な休憩をとることはもちろん、どんな時に頭痛が起こりやすいのか、頭痛のきっかけは何なのかを考え、「頭痛を起こしにくい生活」に変えていくことも必要です。

頭痛薬の選び方まとめ

安眠する男女

いかがでしたでしょうか?薬の成分というと、カタカナが並んでいて難しそうにも感じますが…最近は薬の箱に各成分の効果が情報として書いてあることが多くなっています。

身近な薬にも様々な種類がありますので、自分に合ったものを選びましょう。
そしてくれぐれも、使い過ぎには気を付けてくださいね。