その頻尿の原因は? ちょっとした方法で夜もノントイレ!

2018.08.15

頻尿

「最近トイレに行く回数が増えてきたなあ。」と思われている方は、頻尿かもしれません。

例えば1日に8回以上もトイレに行くというのであれば、それはもう頻尿です。

また夜間頻尿では、就寝した後に3回以上トイレに行くという状況となります。

ではどうして頻尿になるのでしょうか。

そしてそのままにしておくと重大な病気が、隠れている場合がありますので注意が必要です。

では、頻尿の原因や解消法などについてご説明します。

頻尿の原因とは

近視
では、頻尿の原因と言うのはどのようなことからなのでしょうか。

一般的に頻尿になるのは、水分を過剰に取ったり緊張する場面に遭遇したり、また何らかの疾患が原因となっているということが考えられます。

そのような原因について詳しくご説明します。

水分の取りすぎが原因

水や麦茶などをかなりの量を頻繁に飲んでいるとどうしても尿の量が増えますので頻尿になることがあります。

また利尿作用のある飲み物であるお茶やコーヒー、またビールなどを多量に飲んだという時も頻尿となります。

さらに高尿酸血症や脳梗塞などの疾患の方は医師に水分補給などの指導をされますので、水分補給が多くなりどうしても頻尿になりがちです。

緊張する場面や気分になる時が原因

緊張をするような事があったりトイレに行けないというような不安な状況になると病気などの疾患がない場合でも頻尿になります。

尿が膀胱にわずかしか溜まっていないのにトイレに行きたくなるのです。

また膀胱としての機能面に異常がないのにもかかわらず尿意をもよおします。

しかしこのようなことは、誰にでもよくあることです。

異常にトイレに行く回数が多いというのでなければ問題はありません。

加齢によることが原因

高齢になるとトイレが近くなるというのは、よく聞きます。

特に夜間にどうしてもトイレに行くことで起きてしまうというものです。

それは、尿を濃縮するという作用のあるホルモンの分泌が高齢になると減ることで、尿の濃縮が特に夜間にできなくなることから起こります。

また徐々に膀胱の弾力性が失われてしまい尿の量が増えることで頻尿となってしまうのです。

病気などの疾患による原因

尿の通り道や膀胱などに細菌が入って感染し炎症が起きる病気などで頻尿となることがあります。

また過活動膀胱といって過剰に膀胱の筋肉が活動する場合にも頻尿が起きます。

さらに男女によって異なりますが、男性では前立腺肥大で尿道が圧迫される場合や女性の場合には、子宮脱や子宮筋腫などによっても頻尿となることがあります。

その他には、排尿をコントロールする神経での病気によっても起きることがあります。

このような疾患によって引き起こされるものをご紹介します。

膀胱炎

膀胱内に細菌などが入って感染し炎症を起こすものが膀胱炎です。

それは、過労などによって抵抗力が低下したり、水分の代謝が冷えによって低下したりする場合です。

またトイレを長時間に渡って我慢したりすると膀胱炎になり頻尿となります。

膀胱炎の症状としては、尿意が近くなって排尿時に痛みがあり残尿感があります。

尿をみると濁りや血尿などがみられます。

膀胱炎の場合には、女性に多く発症し再発しやすいですし、慢性化もしやすく膀胱に尿が溜まると痛みが起こります。

また尿の通り道の尿道に炎症が起こる病気としては、尿管炎や腎盂腎炎があり同様に頻尿となります。

神経性頻尿

炎症などが膀胱になく異常もないのに頻尿になるという場合は、膀胱神経症が考えられます。

例えば不安や緊張などの精神的なストレスが原因となるものです。

尿意を頻繁に感じてトイレに行くのですが、神経性頻尿の場合にはまったく尿が出ないということが起こります。

過活動膀胱

必要以上に膀胱が過敏に活動してしまい頻尿となる疾患です。

尿意に突然に襲われで頻尿となります。我慢できずに時には尿を漏らすという事があるほどです。

特に40歳以上の方に多く起こります。そして夜間頻尿などもみられるようになります。

進行すると仕事も外出などもトイレに頻繁にいかなければならず生活にも支障をきたします。

また脳腫瘍や脳卒中などでも頻尿となることがあります。

前立腺肥大症

男性で、60歳を超える頃から起きる疾患です。

尿の勢いとして弱くなり時間が尿が出るまでにかかります。

そしてトイレに行っても残尿感が残り排尿回数が夜間も多くなってしまいます。

これは、尿道を肥大した前立腺が圧迫するためです。

進行した場合には、尿が出なくなるということもあり症状として前立腺がんと似ていますので注意をしてください。

子宮筋腫など

30歳代から40歳代の女性に多く良性の腫瘍が子宮にできる疾患です。

筋腫が大きくなるにつれて期間の長期化や経血量の増加、生理痛などが強くなります。

さらに子宮筋腫の周囲の臓器などに影響が出て排尿や頻尿時に痛みを伴うようになります。

また40代の後半から60代の女性では、子宮脱で尿漏れや頻尿などを起こすことがあります。

これは、女性ホルモンの加齢による低下や出産などが原因となって骨盤底筋が弱くなることでゆるみ子宮が、骨盤底筋に支えられずに下がってしまい体外に出てしまうという疾患です。

糖尿病

慢性的に血糖値が高くなる疾患で、インスリンがすい臓でつくられにくくなり分泌やその作用が低くなる状態の生活習慣病です。

そのために体の組織内の水分が血糖コントロールの支障で尿として排泄され過ぎ頻尿となります。

のども渇きやすくなってしまうので、水分を取りすぎて尿量も増えます。そして夜間のトイレの回数も増えることになります。

頻尿の予防や改善をするには

医者
頻尿や尿漏れなどを予防するには、自力での療法や病院での治療をするだけでなく膀胱を刺激しない生活を送るようにすることも重要です。

そのために水分や食事のとり方などの日々の生活習慣を見直すことで膀胱への刺激を減らすことができます。

そのような頻尿の予防や改善についてご紹介します。

水分は1 ℓから2ℓまでに

頻尿になると水分量を減らそうと考えがちです。しかし減らすと良いとは、言えないのです。

一般的に人の体は、必要とする水分摂取量としては1日に1リットルから2リットル程度です。

朝昼晩の食事で飲むのは、別としても2リットル以上になると頻尿が起こりやすくなります。

かといって1リットルよりも少ない量は問題となります。

膀胱は、水分量が極端に少なくなると尿が濃くなることで刺激されて、かえって尿意は強くなるのです。

さらに水分量が少ないと脱水症状によって体調を崩して膀胱炎などを起こすことにもなります。

水分摂取量を食事以外からも1リットルは、取るように注意してください。

飲み物もしっかりと選択

水分を取る場合にどのような飲み物にするかも重要な点です。

膀胱を飲み物によっては、刺激するような成分が入っているという場合があり飲み過ぎると頻尿を引き起こすことがあります。

よく好まれて飲まれている物にコーヒーや緑茶があります。

これらには、カフェインが混入しているために尿意が膀胱が刺激されることで起こりやすくなるのです。

またコーラやココアなども同様です。

さらにアルコール類の中にもカリウムという利尿作用が大きい物質が入っているので注意が必要です。

特にワインやビール、紹興酒などは、カリウムを多く含んでいますので飲む場合は、量を控えましょう。

比較的カリウムが少ないアルコール類としては、焼酎や日本酒、ブランデーやウイスキーなどです。

カリウムの量としては、赤ワインは日本酒の20倍となりますので注意してください。

食事の内容にも注意

食事で摂る食べ物が刺激を膀胱の粘膜に与えるということがあります。そのために頻尿や尿漏れを起こします。

それは、刺激物の辛味の強いワサビやトウガラシなどの香辛料や柑橘類のグレープフルーツやミカンなどです。

また酸味が強い酢の物などの料理も同様です。

またチョコレートやチーズなどには、アミノ酸のチラミンという物質が含まれており膀胱を刺激しやすくなります。

さらにグルタミン酸を含んでいるうま味成分の調味料や納豆には、アミノ酸のチロシンが含まれており同様の作用があります。

ただ個人差がありますので様子をみて控えるかどうかは、判断してください。

まとめ

いかがでしたか。

ご自分に当てはまる内容があったでしょうか。

特に夜間頻尿については、問題になるのはトイレに2回から3以上行く場合です。

その要因として膀胱蓄尿障害や夜間の多尿、睡眠障害などが影響しています。

このように頻尿は、要因として様々なものが複数影響している場合があります。

そこで泌尿器科に行く場合に先生に状況を理解していただくために排尿の記録をとって要因となることを記載したものを提示することをお勧めします。

内容としては、尿の出た時間とか尿の量などを記録します。

そのことで良い治療の仕方がわかるかも知れません。

また上述しました水分の摂りすぎや飲料、食べ物なども配慮して摂るようにしてください。