そのくしゃみ!ハウスダストが原因では? 一掃するには

2018.10.10

ハウスダスト

ふわふわと空気中にハウスダストが、漂っていると思わずくしゃみが出て鼻水なども引き起こすことがあります。

このようなホコリやダニなどが室内にあるとさらにハウスダストとなってしまいます。

そしてそのためにアレルギー反応が出るのです。

ではハウスダストの原因はどのようなことから起きるのでしょうか。

またその対策として、ハウスダストを一掃するにはどうしたらよいのでしょうか。

その点についてご説明します。

ハウスダストは、見える?

ハウスダストとは、一体何なのでしょうか。

それは、特にほこりの中でも目では見えないような微細なものをさします。

例えば、食べカスやペットの抜け毛、繊維汚れなどです。

そして家の中で空気中に漂っているものとしては、カビや細菌、またダニの死骸やフンなどです。

さらに外部から砂埃や花粉、排気ガスなどが持ち込まれハウスダストとなることもあります。

いずれにしてもハウスダストは、大変軽く小さいために空気中などに舞い上がりやすいものなのです。

その舞い上がったハウスダストを吸い込むことで、喘息やアレルギー性鼻炎、またアトピー性皮膚炎などのようなアレルギー疾患に罹ることがあります。

ハウスダストができるのは?

アレルギーの症状を引き起こすハウスダストの中でもアレルギー物質となるアレルゲンは、どのようなものでしょうか。

主にはダニやカビ、細菌なのですが、一般的な家庭ではハウスダストの1gに次のような数の原因物質が含まれています。

ダニであれば、約2,000匹で細菌では約800万個で黒カビでは約3万個となります。

このようなアレルゲンが体内に入ってくると咳やかゆみ、炎症などが起きます。

特にダニの中でもアレルギーの原因となるのが、チリダニ、またはヒョウヒダニといわれるものです。

人をチリダニが噛むということはないのですが、細かくなったフンや死骸を吸い込むことでアレルギー反応を起こします。

人のフケや食べこぼしなどをチリダニは、栄養分として生息しています。

大きさとしては、0.1mmから0.3mm程度です。肉眼で確認できませんので、気づきにくいのですが、畳やカーペットなどに卵を産みつけると1週間ほどで孵化し成虫には約1ヶ月ほどでなります。

湿度や気温の高い夏に増えて死骸やフンなどが秋に一番多くなります。

ただダニは冬でも生き続けていますので1年中駆除などをする必要があります。

どこにハウスダストが溜まっているの?

肉眼では、ハウスダストの要因になっているものは確認することが難しいのですが、重点的に次のようなアレルゲンが溜まりやすい場所を掃除しましょう。

そして継続的にしっかりと除去してください。

寝室

寝室

ベッドや布団などが寝室にはあるので、ハウスダストがどうしても溜まりやすくなります。

皮脂やフケ、ダニや布団などの繊維くずなどがアレルゲンの原因となります。

押し入れ、クローゼット

布団や洋服などが入っている押し入れやクローゼットでは、数多くのハウスダストの原因となるものが多く収納されているところです。

なかなか掃除や換気などもできにくいのでどうしてもハウスダストが集り溜まりやすい所となります。

浴室や洗面所

浴室や洗面所は、換気がしにくいうえに湿気も多くなりますのでハウスダストの溜まり場となります。

こまめに換気扇をまわすなどして換気や掃除をしてください。

カーテン

窓際は、カビが結露などで発生しやすい場所でもありカーテンは布製品ですのでハウスダストの原因となりやすいものなのです。

年に何回か洗濯をするようにしたいものです。

ハウスダストを一掃するには

掃除道具

ハウスダストの対策としては、原因となる物質を持ち込まないことが一番ですが、なかなか難しいことです。

そこで、アレルゲンの元になっているものを取り除くことが対策としては重要です。

その方法についてご紹介します。

掃除の仕方に秘密が

ハウスダストを取り除くには、掃除の方法などを工夫する必要があります。

ハウスダストの性質などを考慮した上手な掃除の仕方をご説明します。

掃除をする時間帯は

掃除をするのには、朝一番が効果的です。

ハウスダストは、人が家の中を動き回ると軽いために空中に巻き上げられるなどして移動してしまいます。

早朝であれば、前日に舞っていたハウスダストも床などに落ちています。

そして床の上にあるので、その時に掃除をするとハウスダストを効率的に除去できます。

朝は、どうしても忙しいという方は帰宅した後などでも効果的です。

掃除をする順序は

掃除をする時には、上から下へとすると効果的です。

本棚やサイドボ-ド、テレビなどの電化製品のほこりを落としてから床を掃除します。

ハウスダストを上から落として床でまとめて取り除きます。

インテリアや電化製品などは、ハンディモップなどでゴミを吸着させて取り除き、ハウスダストを巻きあげないことがポイントです。

そして、水ぶきをその後にするとさらにきれいに拭き取れます。

最後に掃除機をかける

最初に掃除機をかけてしまうと、ハウスダストなどの床に溜まったものを排気で巻き上げてしまいます。

まずフロアワイパーなどでハウスダストを吸着させて除いて置きます。

その後大きなゴミを掃除機で吸い込むようにしましょう。

さらに水ぶきで最後に仕上げると効果的です。

空気中にも潜むハウスダストには

空気清浄機

部屋には、掃除などで取り除けないハウスダストが空気中を漂っています。

このような空気中のハウスダストは、空気清浄機を使用すると効果的です。

ハウスダストは、空気清浄機の集塵フィルターで除去されます。

またエアコンから出る風にエアコン内部のカビの胞子が出て室内に広がるということがあります。

エアコンを使用する前に内部のフィルタ-などの掃除をしてください。

布団にもダニの死骸やフンが

ダニの死骸やフンなどが布団の中にはアレルゲンとしてかなり含まれています。

さらに就寝時に布団を鼻や口に近づけることが多いですからかなり悪影響を人体に及ぼします。

次のような方法で布団の掃除などをしてください。

掃除手順が大切

まず布団のアレルゲン対策としては、掃除手順が大切です。

日常的には、掃除機を布団の表面にかけます。

できれば、布団用のノズルを布団の表面につけてゆっくりと吸い込みます。

これで、アレルゲンの表面に近いものは取り除けます。

ただ布団の奥にあるアレルゲンは、除去できないのでできれば、定期的に布団を丸洗いすることをおすすめします。

ダニの死骸やフンなどは、水溶性ですので洗濯をすることで洗い流すことが可能です。

また乾燥にダニは弱いので、十分に乾燥させることも重要です。

なかなか布団の丸洗いは難しいという場合は、密度の高いアレルゲンを通さない繊維の布団カバーを使用することをおすすめします。

布団カバーの布目の間からダニは出入りしますので、特殊な目の細かいカバーを使用することでダニが布団に入り込むのを防ぐことができます。

布団の干し方や収納の仕方では

天日干し

天気の良い日などに布団を日光に当ててダニなどを取り除こうとすることがありますが、それだけではダニを殺すことはできません。

しかし布団を乾燥させることで表面のダニは、少なくなります。

また布団を取り込む時にバンバンとたたく方がいますが、そうするとダニの死骸やフンなどを細かく砕いてしまうことになり、より一層アレルゲンを就寝時に吸い込みやすくなってしまいます。

布団を干した後は、表面を軽くはたく程度にして掃除機をかけましょう。


布団を押し入れなどに収納する場合は、スノコなどを下に置いて湿気を空気の通りをよくして放出させてください。

また押し入れの中の換気や掃除をしてホコリなどのアレルゲンの元になるものをためないようにしましょう。

まとめ

ハウスダストは、喘息や鼻炎、結膜炎や皮膚炎などの原因となります。

ハウスダストは目に見えないものですが、だからといって部屋などの掃除をしない場合には、体調を崩す原因となります。

特に免疫力の弱い高齢者や小さなお子様がいる家庭では、ハウスダスト対策に特にしっかりと取り組みましょう。

部屋の中などのハウスダストを上述した内容を参考にして減らしていけるように努力してください。


そしてご紹介した上手な掃除の仕方などを実践することで、ハウスダストを除去し気持ちの良い健康的な居住空間を作ってください。