蕁麻疹の治療方法とは?症状や原因からみる適切な治し方を解説

2018.07.25

蕁麻疹背中

蕁麻疹(じんましん)の治療法をお探しではありませんか?

蕁麻疹は、約4~5人にひとり発症すると言われ、その内の約7割が原因不明の症状です。

突然、皮膚に激しいかゆみを伴う発疹が現れる病気で、体のどこにでも現れ、広い範囲におよぶこともあります。

今回はこの、蕁麻疹の治療方法について詳しく紹介します。

蕁麻疹とは?

悩む女性
蕁麻疹とは、皮膚の一部に膨疹(ぼうしん)と呼ばれる少し膨らんだ発疹が現れる病気のことを言い、強いかゆみを伴うのが特徴です。

蕁麻疹の約7割は原因不明で、ほとんどの場合は発疹が現れてから24時間以内に消え、蕁麻疹の9割は1週間以内に完治するのが特徴です。

しかし、全てではなく、いつまでも症状が治まらない場合は、慢性化してしまい治ってもすぐ再発するケース、数年と長い年月を経過しても治らないケース、繰り返すだけでなく、広い範囲に現れるようなケースもあるので注意が必要です。

蕁麻疹のほとんどが、「原因不明」の症状ではあるのですが、原因を特定するため、早く治すためにも皮膚科の専門の医師による診察を受けるようにしましょう。

原因不明のものも多いですが、薬による治療により蕁麻疹は治る病気です。

蕁麻疹の原因とは?

医者と患者
蕁麻疹のほとんどが原因不明によるものですが、蕁麻疹を起こしやすい刺激物などはあります。

代表的な主なモノは、

  • 食品
  • 薬剤
  • 物理的刺激
  • 発汗
  • その他の誘因

これらがあります。

具体的に見ていきましょう。

食品

蕁麻疹は、食品・食物が原因で発症することがあります。

代表的なものに、鯖(サバ)や鯵(アジ)、鮪(マグロ)などの青魚、豚肉などの肉類などがあります。

他にも、そば、エビ、カニ、果物、タケノコ、牛乳、チーズ、卵、もち、香辛料、防腐剤・人工色素・サリチル酸、味の素など人によって様々です。

アレルギー症状が重いような場合はとても危険なので、皮膚科での血液検査や耳鼻科でのスクラッチテストを実施するようにします。

このような食物性アレルギーによる蕁麻疹をアレルギー性蕁麻疹と呼びます。

薬剤

薬剤は、様々な症状を治す効果的な薬ではあるのですが、身体に合わないような場合は蕁麻疹が起こることがあり、これを薬剤性蕁麻疹と呼びます。

ペニシリン、セフェム系などの抗生物質や解熱鎮痛剤などが原因で蕁麻疹になることがある他に、降圧剤によって、血管性浮腫の原因になることもあるので注意が必要です。

物理的刺激

蕁麻疹は物理的な刺激でも引き起こされることがあります。

皮膚のこすれ、寒冷、温熱、日光、圧迫などさまざまですが、女性の場合ですと、ブラジャー紐やホック部分、ショーツのゴム部分が原因で蕁麻疹になることがあります。

このような衣類などが原因で起こる日常的に何気なく起こる蕁麻疹は「機械的蕁麻疹」とも呼ばれます。

発汗

発汗による蕁麻疹は、精神的緊張による冷や汗や運動、入浴後に出る汗を指します。

この発汗による蕁麻疹は、汗が出るときに分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質が影響していることが分かっており、汗の管(汗腺)の途中が詰まってアレルギーを起こすケースと汗が出る途中経過に異常を起こしうまく汗をかけない場合にアレルギーを起こすケースがあります。

その他の誘因

その他が原因となる蕁麻疹には、ストレスをはじめとした、感染症や疲労などがあり、繰り返し発症することがあります。

このように、原因がわかるものが約3割で、約7割が原因不明の特発性蕁麻疹です。

毎日のように自発的に症状があらわれる特徴があり、突発性の蕁麻疹で発症して一ヶ月以内のものを急性蕁麻疹、一カ月以上持続するものを慢性蕁麻疹といいます。

蕁麻疹の治療方法とは?

指を指す女医さん
蕁麻疹を引き起こす原因がわかる場合は、その原因を取り除くことで完治させることができます。

例えば、アレルギーの原因となっているものが、特定の食材や食品、薬などあればそれらを避けるようにすることが大切です。

原因不明の蕁麻疹の場合は、抗ヒスタミン薬などの薬物治療が基本となります。

原因がわからない蕁麻疹を治療する場合は、ヒスタミンの働きを抑えることがポイントで、ヒスタミンに作用する処方薬が用いられます。

薬の種類は多数あり、水なしでも飲める口腔内崩壊錠を含む錠剤から、注射薬、ドライシロップなどさまざまです。

抗ヒスタミン薬は、カラダの血管や知覚神経がヒスタミンの刺激を受けないようにブロックすることで、かゆみなどの反応が起きるのを防ぎ対処してくれます。

長くかかる場合もありますが、多くの方は、薬を飲み始めてから一週間ほどで症状が改善されます。

症状が治まっても、蕁麻疹が起こらない体作りをすることが大切なので、しばらくの間は薬を服用し続けることが大切です。

あきらめずに治療を続ければ、服用を止めても蕁麻疹が起こらなくなります。

薬物治療による副作用

ヒスタミンの作用を抑える薬を服用すると、以下のような副作用が現れることがあります。

  • 眠気
  • 集中力の低下
  • 前立腺肥大
  • 緑内障悪化

このような副作用の症状が現れたら、病院の医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

用法・用量を守って飲むことも大切です。

日常生活で気をつけること

蕁麻疹が起こらないようにするには、日常生活でしっかりと予防をすることがとても重要です。

強い痒みを伴うような場合でも、かきむしるようなことは避けましょう。

一時的にかゆみが軽減しても、炎症を起こしたり、範囲が広がったりと、危険性があるので注意が必要です。

また、蕁麻疹を悪化させるようなことも控えるようにしましょう。

例えば、激しん運動による汗、睡眠不足、疲労、過度の飲酒、生活上のストレスなど、思い当たる点がある場合は、これらを改善することで完治する場合もあります。

まとめ</h2>
いかがでしたか?

今回の記事では、蕁麻疹の治療方法について案内してきました。

蕁麻疹の症状の多くは原因が不明で発症することがほとんどです。

しかし、どんなタイプの蕁麻疹でも、医師や薬剤師の指示に従い治療することでしっかりと治すことができます。

是非このサイト、このページの情報を参考にし、蕁麻疹の治療を行ってみて下さい。