にきびに効く漢方薬とは?身体に優しく即効性があるものを紹介!

2018.08.01

にきび

思春期に多いと言われているニキビですが、大人になってからも肌環境によってはにきびが出来やすいです。

顔の目立つ所ににきびが出来てしまって、人の目が気になるといった悩みを抱えている人は非常に多いです。

しかしにきびを治そうと思ってステロイド剤などを使っても再発してしまって諦めかけているという人がいます。

そんな人におすすめなのがにきびが出来る原因を根本から治してくれる漢方薬です。

そこで今回の記事では、にきびに効く漢方薬について紹介します。

漢方薬はにきびにも効く?

疑問
漢方薬と言えば天然由来の素材から薬効のある生薬をブレンドした薬で、長い歴史があることで有名です。

漢方薬の殆どは飲み薬ですが、肌トラブルなのに飲み薬である漢方薬は効果があるのか疑問に思いますよね。

漢方薬の元となっている漢方医学ではニキビが発生する原因は体内で余分な熱が発生していて、その熱が肌に影響を与えていると考えています。

体内のどこで熱が発生しているのかを見極め、適切に熱を取り除けばにきびは解消すると言われいて、実際ににきびに効く漢方薬の多くは熱を取り除く作用があります。

一般的なニキビ治療には抗生物質やステロイドが使われていますが、抗生物質を使用すると菌が耐性を持って効果が薄くなったり、ステロイドが原因の肌あれを起こすなど悪影響もあります。

しかしにきびにもタイプがあり、タイプごとに正しい漢方薬を選ぶ必要があります。

まずはにきびの種類についてみていきましょう。

白にきび

にきび初期の段階に多いのがこの白にきびタイプです。

白にきびは毛穴に皮脂が詰まることで白く見えてしまうもので、痛みや腫れといった症状は殆ど出ません。

白にきびは放置していても治らないので対処が必要で、そのまま放置していると赤にきびに発展してしまいます。

赤にきび

一般的なにきびなのがこの赤にきびです。

赤く腫れあがった状態で、毛穴に溜まった皮脂を栄養としてニキビ菌と呼ばれるアクネ菌が増殖している状態です。

アクネ菌の異常繁殖によって肌が炎症を起こしているので、赤っぽく見えるのです。

赤にきびは放置していると数が増えてしまい、治療に長い時間がかかってしまいます。

さらに治った後にニキビ跡が残って、赤っぽい色みが長引く厄介な病気なのです。

ニキビを改善しようと思っても中々消えない場合は間違った情報を参考にしたケア方法を続けていることが多く、一度自分のスキンケアを見直す必要があります。

また、赤っぽい色から化膿を起こして黄色味を帯びてきますので、赤にきびは場合によっては皮膚科や専門の医療機関を受診して適切な治療を受ける必要があります。

黒にきび

黒ニキビは痛みも腫れもなく、白にきびに似ていますが、毛穴に詰まった皮脂が空気に触れてしまうことで酸化したり、肌のターンオーバーによって排出されるはずの老廃物が毛穴に溜まることで黒っぽくなるニキビです。

白にきびタイプから発展することもあれば、そのまま黒っぽいにきびが出来る人も居ます。

乱れた食生活や不規則ない生活習慣を送っていると発症しやすく、肌トラブルの中でも悩みを抱える人が多くなっています。

放置していると赤にきびになることもありますので、早期に治療することが大切です。

にきびに効く漢方薬

生薬
ではニキビに効果のある漢方薬について見ていきましょう。

実はにきびに効く漢方薬といっても様々な種類があって、漢方医が問診や触診などを行って適切なものを選びます。

ですが、現在は薬局やドラッグストア、製薬会社のホームページから簡単に市販の漢方薬が入手できます。

忙しくて病院に行けないという人や医師に相談するのが恥ずかしいという人でも安心できます。

しかし自分のニキビタイプに合わせた漢方薬を選ばないと効果が薄く、完治するまで長い時間を要することになってしまいます。

次はニキビに効く漢方薬の中でもおすすめなものをご紹介します。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

桂枝茯苓丸は主に体格がしっかりとしていて体に熱を持っている方に処方されます。

中でも女性に効果があるとされていて、生理不順や生理痛、加齢による更年期障害、子宮内膜症にも効果を発揮してくれます。

桂枝茯苓丸は血行を良くして熱のバランス・ホルモンバランスを整える働きがあって、これらの原因による炎症の悪化を改善します。

のぼせや冷え性にお悩みの女性の方は桂枝茯苓丸を服用してみてください。

桂枝茯苓丸に含まれている生薬である桂皮(けいひ)には健胃作用・発散作用があります。

芍薬(シャクヤク)も痛みを取る鎮痛効果があり、痒みのあるニキビでも鎮めてくれます。

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)

中々治らないニキビに対して抜群の効果を発揮してくれるのがこの十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)です。

腫れや化膿をおさえる効果だけでなく、皮膚の赤身や痒みを発散して肌トラブルが起きにくい体質に変えてくれるのです。

体力が中程度の比較的元気な方に処方されるもので、弱っている・体調を崩している方は副作用が出る可能性がありますので服用しないようにしてください。

名前の通り10種類の生薬を用いていて、毒素を敗退させることを目標に考え出された漢方薬です。

蕁麻疹や急性湿疹、水虫にも効果がありますのでニキビ以外の気になる肌トラブルがある方に非常におすすめです。

しかしアトピー性皮膚炎には効果がありませんのでご注意ください。

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

肥満体型で強いストレスを感じている現代社会人の方におすすめなのがこの黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)です。

食事を多く摂る肥満体型の方は皮脂が過剰に分泌されやすく、仕事や人間関係などでストレスを感じていると肌トラブルが起こりやすくなります。

そういった方は慢性的なにきびに陥っている可能性が高く、顔の赤み・強い炎症を伴うニキビに効果を発揮してくれる黄連解毒湯がピッタリなのです。

イライラ感や不眠、動悸、胃炎、高血圧などに適応しています。

また、二日酔いにも効果を発揮してくれますので常備薬の一つとして持っておくのもおすすめです。

普段の生活リズムが乱れがちな人はぜひ黄連解毒湯を服用してみてください。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

ニキビ以外にも貧血の症状があり、体が冷えている(冷えやむくみがある)方におすすめなのが当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)です。

桂枝茯苓丸と似たような効果を持っていて、生理不順・生理痛・生理前後の不快症にも効果があります。

他にも冷えを原因としためまい・むくみ・頭痛・肩こり・便秘にも広く適応していて、冷えが原因の未病を持つ女性におすすめです。

桂枝茯苓丸との違いは痩せ型で体力のあまりない人向けであるという点です。

白にきび・黒にきびの方はこちらの当帰芍薬散を服用してみてください。

ただ、皮膚が炎症を起こしている赤にきびタイプの方にはあまり適していませんのでご注意ください。

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)

自分に合う漢方薬が見つからないという人におすすめなのが清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)です。

ニキビの治療のために作られた漢方薬で、顔の熱や炎症を取り除いて皮膚病の原因を発散させる効果があります。

しかし体力のある元気な人向けとなっていますので体力のない弱っている方の服用は避けてください。

12種類もの生薬を配合して作られていますので、別の漢方薬よりもより良い効果が期待できます。

赤みの強い赤にきびから化膿が始まっている黄色にきびの方はぜひお試しください。

ニキビ改善は普段の生活から

女医
漢方薬は自分の身体を元ある自然の状態に近づけて症状を治して行く治療方法です。

そのため普段の生活も見直していく必要があり、普段から乱れた食生活を送っている人はバランスの良い食事を摂る、睡眠不足の方はしっかりと睡眠を取るなど自分でも出来る生活習慣改善を行いましょう。

また、漢方薬には即効性は無く、一定の期間飲み続けなければいけません。

日々の生活習慣を改善して漢方薬を飲み続ければニキビは自然と消えていきます。

漢方薬の特性を理解して自分の生活習慣を変えてニキビのないすっきりとした肌を目指しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、にきびに効く漢方薬について紹介してきました。

ニキビはクラシエやツムラなどの製薬会社から販売されている漢方薬でも十分効果を発揮してくれます。

思春期ごろから出てくるニキビや大人になってから不摂生を続けて出てきたニキビも治ってしまうので、とってもおすすめです。

しかし3か月以上改善しない、以前よりも悪化したなどの場合はすぐに皮膚科に相談してください。