頭皮の湿疹の治し方とは?原因がわかれば簡単に治せるって本当?

2018.07.19

頭皮は様々なトラブルを抱えがちで、かゆみがあったりフケが出てきたり、皮脂の過剰分泌でべたべたしたりと人それぞれの悩みがあります。

中には湿疹ができてしまう人も居るほどで、頭皮環境はとても大切なものであると言えます。

一度出来てしまった湿疹を治すのは難しいと思われていますが、実は原因さえ分かって対策をすれば簡単に治せるのです。

今回の記事では、頭皮に出来る湿疹の治し方について紹介します。

頭皮に出来る湿疹の治し方とは

疑問
頭皮に湿疹ができるのは頭皮環境が劣悪という事もありますが、なぜ頭皮環境が悪化してしまっているのか原因を知る必要があります。

頭皮に湿疹ができる原因は一つではなく、様々な要因によって引き起こされることが多いのです。

同じ湿疹の症状が出ていても治し方に違いが出ますので、まずはなぜ湿疹が出ているのか、その原因を突き止める必要があります。

まずは頭皮に湿疹を引き起こす病気とその病気の治し方について見ていきましょう。

頭皮に湿疹を引き起こす病気

頭皮検査
頭皮に湿疹を引き起こす病気は大きく分けると4種類に分類されます。

頭皮にかゆみを感じる場合は何らかの炎症が肌で起こっていると考えて良いでしょう。

湿疹ができて我慢できない程かゆみがある場合は専門の病院を受診して適切な治療を受ける必要があります。

しかし軽度の症状であればセルフケアを行う事で改善しますので、諦めてはいけません。

湿疹を引き起こす病気をご紹介します。

脂漏性皮膚炎

頭皮には地肌を乾燥や菌などから守るために皮脂と呼ばれる油分が分泌されています。

しかしストレスや乱れた食生活・生活習慣等の原因によって皮脂が過剰に分泌され、真菌・マラセチア菌などのカビや雑菌が頭皮で大量に繁殖します。

カビが繁殖することで頭皮でアレルギー反応がおこってしまい、湿疹を引き起こしてしまいます。

また、頭皮にいる常在菌が皮脂をエサにして異常繁殖するとくさい臭いの原因にもなります。

アトピー性皮膚炎

アトピー持ちの方に多いのですが、肘や膝の裏だけでなく、頭皮にもアトピーの症状が現れることで湿疹が出来てしまいます。

アレルギー症状が原因で起こる皮膚炎の一種ですが、自分での頭皮ケア・ヘアケアをしても改善することは稀です。

アトピー肌の方はまずは病院に行くことを優先して医者による治療を受けましょう。

接触性皮膚炎

自分の肌体質に合わない物質が触れることでアレルギー反応が起こるもので、主にシャンプーやリンスが接触することで発症します。

他にも整髪料やヘアケア剤、ヘアスプレーなども原因として挙げられます。

自分の肌にどのような成分が合わないのか見極めることは難しいですが、原因となる物質が肌に接触しないように使用を中止すれば改善することが多いです。

もし症状がひどいようでしたら使っている商品の使用を控えて病院へ行きましょう。

皮脂欠乏性湿疹

脂漏性皮膚炎の真逆の病気で、頭皮で分泌されるはずの皮脂が足りずに乾燥している状態になります。

頭を掻くとパラパラとした乾性のフケが多く見られますので、フケにお悩みの方は皮脂欠乏性湿疹を疑った方が良いでしょう。

乾燥肌の人は一年中症状に悩む方がいますが、特に空気が乾燥している冬は患者数が増加します。

他にも原因があり、髪の毛・頭皮を清潔に保とうとして一日に何回もシャンプーで頭髪を洗ったり、洗浄力の強いシャンプーを使用している場合は皮脂が足りなくなることが多いです。

皮脂はあくまでも頭皮を守るために必要なものなのである程度は残しておくことを意識しましょう。

気になる湿疹の治し方とは?

頭がかゆい
自分の湿疹はどのようなタイプかわかりましたか?

では自宅で簡単に出来る湿疹の治し方についてみていきましょう。

湿疹は病院へ行って塗り薬をもらわないと治らないイメージがありますが、全ての症状でステロイドのような塗り薬が必要かと言われればそうではありません。

もちろん症状が重篤化した場合は病院へ行かなくてはいけませんが、自宅でできるちょっとしたことで湿疹を鎮めることが出来ます。

そんな気になる湿疹の治し方をご説明します。

食生活を見直す

皮脂が過剰に分泌される原因は乱れた食生活にあるかもしれません。

普段から脂っこい食事や味の濃い食事を好んで食べてはいませんか?

脂肪分や塩分を摂ることで体内では様々な悪影響が生じています。

甘いもの・油っこいもの・塩っ辛いもの・刺激物を摂取すると皮脂分泌を盛んにしてしまうので、普段からバランスの良い食事を心がける必要があります。

特にジャンクフードやインスタント食品、コンビニ弁当などの脂肪の代謝を促すビタミン・ミネラルが少ない食べ物は極力食べない方が良いです。

シャンプーを変える

今使っているシャンプーはどのような理由で選びましたか?

スーパーやドラッグストアの日用品コーナーで安かったから買った、昔から使っているブランドの物なので使い続けているなどはっきりとした理由がない方が大半です。

シャンプーは頭皮に一番影響を与えるもので、しっかりと自分の肌タイプに合ったものを選ぶ必要があって、湿疹が起きるのはシャンプーが原因かもしれません。

洗浄力の強い高級アルコール系シャンプー、頭皮の汚れを落とす石鹸系シャンプー、肌に優しいアミノ酸系シャンプーの3タイプがあります。

他にもノンシリコン処方だったり、オイリー肌・乾燥肌それぞれに適したものなど特徴のあるシャンプーが豊富な種類があります。

安心して使用できる薬用シャンプーもありますので今現在赤みのある湿疹があって痒みが出る方は肌に優しく汚れも落としてくれる薬用がおすすめです。

かゆみを解消するだけでなく再発を防ぐためにも自分の肌タイプを見極めて一番自分に合うシャンプーを選ぶことがおすすめです。

おすすめはアミノ酸系シャンプーで、洗浄力は弱いですが皮脂を程よく残して髪の毛・頭皮を清潔に保つ効果が期待できます。

皮脂の洗い過ぎも皮脂の過剰分泌や乾燥を招く原因になりますので、普段から使っているシャンプーを見直してみてください。

SNSの情報には注意?

頭皮に優しいシャンプーを探しているとTwitterやFace BookなどのSNSでオーガニックシャンプーやそれに関連したアイテムをおすすめしている人がいます。

価格が高く通販の販売のみで関東へは送料が無料だったり、お得感を演出している、素晴らしい効果を解説する特集だったりを組んでいていかにも効きそうな風に見えます。

そういった口コミの情報に流されて購入するのではなく、自分の肌に合っているのか・本当に欲しい商品なのかしっかりと公式サイトを見て判断しましょう。

洗髪に気を付ける

髪の毛と頭皮を綺麗にしようと必死になって洗ってはいませんか?

かゆい箇所を爪でガシガシ擦ると細かい傷がついてしまうせいで肌に負担をかける事になります。

洗い始めは水とシャンプーを馴染ませるように指の腹で優しく混ぜ、その後は地肌の汚れを落とすように適度に少しずつ力を入れて擦ります。

洗い流す際は38度から40度程度のたくさんのお湯でじっくりとすすぎましょう。

トリートメント・コンディショナーもシャンプーと同様に、毛穴に残らないようにしっかりとすすいでください。

紫外線を避ける

日差しのキツイ夏には紫外線対策で日焼け止めを塗ったりなるべく肌を露出させないように気を使いますよね。

意外と知られていませんが、頭皮も日焼けをします。

髪の毛があって大丈夫だと思う方もいますが、強い紫外線は頭皮にも当たって、軽度のヤケド状態になってしまうのです。

日焼けをすることで肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥しやすくなって湿疹ができてしまいます。

夏に受けた紫外線ダメージは3ヶ月遅れてやってくるとも言われていて、秋になると抜け毛がごっそりと増えます。

夏場は曇り空の日でも帽子をかぶったり日傘をさすといった紫外線対策を怠らないようにしましょう。

2018年現在では頭皮用の日焼け止めスプレーも販売されていますので活用してみてください。

睡眠をしっかり取る

健康的な生活を送るために欠かせないものと言えば睡眠ですが、睡眠不足がなぜ頭皮に悪影響を及ぼすのかあまりイメージが出来ませんよね。

夜更かしをすると肌に悪いと言う話はとっても有名ですが、それと同じように頭皮にも悪いのです。

なぜ夜更かしをすると肌に悪いのかというと、私たちの皮膚は一定の周期で生まれ変わる機能があり、その生まれかわる周期を「ターンオーバー」と呼んでいます。

睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが正常に行われなくなってしまい、老廃物が毛穴に溜まってしまったり皮脂の過剰分泌を招きます。

現代人は仕事や遊びを重要視して寝不足という方が多いですが、寝不足が続くと顔のニキビが増えたり乾燥肌になったり、頭皮環境が悪化するなど肌トラブルが非常に多くなってスキンケアの手間が増えます。

頭皮ケアも大切ですが、普段からしっかりと睡眠をを取って身体を労わってあげましょう。

湿疹が治らなかったらすぐに病院へ

医者
頭皮を保湿しようと化粧水や保湿クリームといった化粧品を頭皮に塗る方がいますが、頭皮向けに作られていませんので控えてください。

病院でもらうお薬は副作用が心配という方もいますが、敏感肌の方でも安心して使える医薬品がありますのでご安心ください。

肌荒れを伴う湿疹だらけですぐにでも改善したい状況の方は可能な限り早く病院へ行きましょう。

水虫に感染している可能性もあり、日々の生活習慣を変えただけでは改善しないこともあります。

また、アトピー性皮膚炎の方も同様に外部からの刺激を受けやすいので医師によるサポートが必要となります。

痛みやかゆみがひどくて我慢できない場合はすぐに専門医を受診してください。

あくまでもご紹介した湿疹の治し方は軽度の湿疹に有効な方法なので重度の湿疹は治る保証がありませんのでご注意ください。

すぐに出来る湿疹を防ぐ工夫

ドライヤー
頭皮の湿疹は日ごろから努力が必要ですが、今日からできるお手軽な方法もあります。

ちょっとした工夫をするだけで湿疹を改善できるだけでなく、予防も行えるので毎日のライフワークに組み込むのもおすすめです。

今日から実践できる簡単な湿疹予防術をご紹介します。

除菌スプレーを使う

頭皮がしめっている状態は細菌が繁殖しやすく、清潔に保たれていないため湿疹が出来やすくなります。

普段から頭に触れるものに除菌スプレーを使って清潔な状態を保つようにしましょう。

主に枕カバーやお布団カバーを除菌することが多くなるかと思いますが、紫外線対策で使う帽子も使用後は洗うか除菌を行った方が良いです。

お仕事やバイクに乗る際にヘルメットを被る方もこまめに除菌して清潔な状態にしておきましょう。

除菌スプレーは簡単に除菌・抗菌が出来て日用品を清潔に保てるアイテムなのでぜひ購入してみてください。

整髪料を控える

社会人・学生の身だしなみの一つとして普段からジェルやワックス、ヘアスプレーなどの整髪料を使っている方も多いでしょう。

しかし頻繁に使用していると頭皮を傷つける原因となりますので頭皮を労わるのであればあまりおすすめは出来ません。

男性の方は髪の毛が短く、頭皮や毛根・毛穴付近まで整髪料が浸透してしまって洗い残しの原因にもなります。

整髪料を付けなければいけない場合は毛先を中心に付けて使用時間を短くしましょう。

また、使用後は整髪料が毛穴に残らないようにしっかりとシャンプーで洗い、シャワーですすぎましょう。

髪の毛を濡れたままにしない

お風呂上りに髪の毛を乾かす際はどのように乾かしていますか?

殆どの女性はドライヤーを使用しているかと思いますが、男性の多くはタオルで水気を拭いて自然乾燥をしていますよね。

頭皮を濡らしたままにしておくと雑菌が繁殖したり抜け毛の原因になります。

お風呂から上がったらまずはドライタオルで髪の毛の水分を吸い取り、そのあとにドライヤーで頭皮と髪の毛を乾かしましょう。

ドライヤーを使用する際は髪の毛から10㎝以上離して熱すぎない温風が当たるように調整してください。

熱が髪の毛に加わり過ぎると髪の毛と頭皮が傷むだけでなく、ドライヤー後に熱を冷まそうとして汗が出てきます。

また、ドライヤー後の発汗を防ぐために髪の毛が乾いた後に冷風を当てるのもおすすめです。

抜け毛が気になったら

抜け毛
頭皮に湿疹ができるほど頭皮環境が悪化している人は同時に抜け毛も目立つことが多いです。

そのまま抜け毛の対処をせずに放っておくと髪の毛が生えてこなくなってしまい、部分的にハゲてしまったり、少しずつ前髪などの生え際が後退していく可能性が高いです。

もちろん湿疹を治すための頭皮ケアは大切ですが、髪の毛を生やす工夫も大切です。

抜け毛を抑えるためにおすすめする抜け毛予防策も見ていきましょう。

育毛剤を使う

一番効くのはやっぱり育毛成分が配合されている育毛剤です。

薬局でも取り扱いがあるので購入しやすく、大きな効果が期待できるのでまずは育毛剤を使いましょう。

また、近年は育毛シャンプーも登場していて育毛剤といっても姿かたちが変わっていますので自分のライフスタイルに合う商品を探すのもおすすめです。

日ごろから頭皮ケアを行い、育毛剤によって違うアプローチをしてみましょう。

サプリメントを飲む

髪の毛は身体の一部分なので、当然食べ物から摂取した栄養で作られています。

髪の毛に含まれている主成分はタンパク質なのでタンパク質を摂取することは大切ですが、たんぱく質のみでは十分ではありません。

たんぱく質を分解し、髪の毛を作っているたんぱく質である「ケラチン」に変化させるにはミネラル類である亜鉛・ヨウ素が必要不可欠で素。

ヨウ素は普段の食生活から摂取しやすいのですが、亜鉛は中々難しくて良くメディカル商品の多くで亜鉛サプリが販売されています。

ドラッグストアでも販売されている亜鉛サプリで良いので、決められた量を毎日飲んでみてください。

しかし飲みすぎるのも体に毒なので正しい量をしっかりと飲みましょう。

運動をする

髪の毛を育てるのになぜ運動?と思われるかもしれませんが、運動をすると身体の血行が良くなって末端まで血が巡ります。

血が巡ることで髪の毛の成長に必要な栄養素が毛根まで届き、毛母細胞が活性化されて髪の毛が生えてきます。

また、運動をすることでターンオーバーが活性化されて赤い湿疹がある方でも頭皮環境が改善して湿疹が無くなることもあります。

普段運動していない方は活発に運動して頭皮もリフレッシュしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回のこのページでは、頭皮に出来る湿疹の治し方について紹介してきました。

頭皮に出来る湿疹はストレスや睡眠不足が原因のことが多いので普段からの生活を見直して行い、湿疹ができている場合はシャンプーを変えたり頭皮に触れるものを除菌したりしましょう。

フケが多く出てくる皮脂欠乏性湿疹や皮脂が過剰分泌されてかゆくなり、かさぶたが多くなる脂漏性皮膚炎といった病気にも注意が必要です。

どうしても治らない場合は市販薬を使用するか、皮膚科を訪れて医師に相談しましょう。